1年を終えて(年少組)

 3学期に入り、体操教室が始まりました。笛の合図で素早く動いたり、並んだりするなど、今までには見られなかった動きの速さが見られ、体操順番の列や並ぶ姿勢がとてもかっこ良くなりました。マットや鉄棒、バルーンに触れ、楽しみながら行うことで、身体を動かす楽しさを思い切り楽しんでいる様子を見ていると、年中組から本格的に始まる体操教室に期待が膨らみます。 

 2月には、大きな行事である『作品展』がありました。“宇宙”という壮大なテーマのもと、年少組らしい夢のある宇宙を作り上げました。
「宇宙ってなぁに?」から始まり、みんなで意見を出し合い、話し合いながら、宇宙へのイメージをどんどん広げていきました。
「宇宙の服を着て飛びたいな。」「ロケットやUFOを作りたい!」「宇宙って、暗いんだよ。でも、ピカピカ光ってるんだよ。」と、どんどん出てくる声をひらい、形にしていきました。日々、物作りに励む中、ハサミの持ち方や糊の分量・つけ方など、道具の使い方がとても上手になっていき、成長を感じました。また、クラスの枠を越えて、協力したり、触れ合ったりする姿が頼もしく、大きく見えました。どんどん出来上がっていく“宇宙”に、子どもたちの目がキラキラ、心がワクワクしている姿がとても印象的で、自分が作った作品が飾られる度に、子どもたちは喜びや嬉しさを感じていました。
 大きな段ボールや模造紙に、墨や絵の具を使ってダイナミックに描いたり、トイレットペーパーの芯や卵パックを使って細かい作業を協力しながら行ったりして、〝楽しさ”や〝面白さ”その先にある〝充実感”や〝達成感”をたくさん味わった、貴重な時間でした。個人作品では、一学期から三学期までの成長を振り返る事が出来る機会になったと共に、一年間の成長の歩みとしても見ていただく事が出来ました。
 作品展を通して、友だちとの関わりが深く、仲間意識がより一層強くなったようでした。

 グループでの当番活動も、更に頼もしくなりました。一人ひとりが責任を持ち、その日の代表として仕事をしたり、前に出て大きな声で名前を発表したりするなど、みんなに認められる事で、自信をつけていきました。

 入園当初を思い出してみると、4月は慣れない環境にたくさん涙が出て、不安な気持ちで過ごした子どもたちでした。目に入ってくる色々な事が新しく、楽しくて、裸足のまま外に飛び出して行ったり、登園後リュックの中に入っているお弁当を食べようとしたりする姿など、微笑ましい光景がたくさんありました。
今では、園生活にすっかり慣れて、ルールを守りながら、「〇〇があるから早く準備しなきゃ!」と、見通しを持って生活出来るようになったり、一つ一つの行事を楽しみに待ったりするなど、心の余裕や自信がみられます。自分の力で出来る事が増え、「一人でできたよ!」 「がんばる!!」と、一人ひとりが素敵な表情をして過ごす姿が誇らしく思えます。また、「だいじょうぶ?」「やってあげようか?」など、お友だちを助けてあげたり、気遣ってあげたりする心強い声が聞こえ、難しいことには協力して解決しようとする優しさを感じます。

 4月からは、進級し年中組です。新しく入園してくる小さなお友だちの、素敵なお兄さんお姉さんとして、優しく手を差し伸べてあげたり、年中組になり新しい事に挑戦したりするなど、益々逞しくなっていく事を期待しながら、応援し共に過ごしていきたいと思っています。
新しいクラスのお友だちや先生と、色々な経験をし元気に楽しく過ごして行きたいと思います。